レザークラフトはホームセンターでも十分に始めることができます。材料の選び方と店舗ごとの特徴を理解することで、初心者でも失敗なくスタートできます。

レザークラフトを始めたいんですが、ホームセンターで材料がそろうんでしょうか?専門店に行かないとダメですか?

キーケースやコインケースを作る段階なら、カインズなどのホームセンターで十分に材料がそろいます。革の厚さは1.5〜2.0mmが初心者に最適で、針・糸・カッターも同じ店内で購入できます。
📌 この記事のポイント
● ホームセンターでレザークラフト材料が買える理由と注意点
● 初心者でも扱いやすい革の種類と厚さの目安(1.5〜2.0mmが最適)
● カインズ・ビバホームなど店舗ごとの品ぞろえの違い
● まずは作ってみて、必要に応じて専門店や通販を併用するのが続けるコツ
ホームセンターでレザークラフトの材料をそろえるための基礎知識


ホームセンターでそろう材料の種類・革の選び方・費用を抑える方法・向いている人の特徴まで、初心者が知っておくべき基礎をまとめて解説します。
レザークラフト材料が買える店舗はどこにある?
レザークラフトの材料は、全国展開しているホームセンターの手芸・クラフトコーナーで初心者向けの材料や道具が十分に購入できます。近年のホームセンターはDIY需要の高まりに合わせてクラフト系売り場を強化しており、ヌメ革・合皮・カット済み革など初心者が扱いやすい素材が中心に置かれています。針・糸・カッター・接着剤といった基本道具も同じ店内でそろうため、移動の手間が少なく済みます。
材料を見つけやすいコーナーをまとめると以下の通りです。
● 大型ホームセンターの手芸・クラフトコーナー
● DIY売り場の中にある皮革・合皮素材コーナー
● アウトドア用品や作業用品付近に置かれた革手袋・革端材
ただし店舗の規模や地域によって取り扱いに差があるため、事前に公式サイトで確認するか店舗に問い合わせると無駄足を防げます。
ホームセンターで買える革や生地の種類と特徴
ホームセンターで購入できる革や生地は「扱いやすさ重視」のものが中心で、ヌメ革・合皮・革端材の3種類が主に置かれています。ヌメ革は加工されていない自然な革で刻印や染色がしやすく、ホームセンターでは小さめにカットされたものが多く初心者でも扱いやすいです。合皮(フェイクレザー)は縫いやすく価格も安いため練習用や実用小物に向いており、革端材は不定形ですがコストを抑えて試作や練習をしたい場合に便利です。
キーケース・コインケース・簡単なストラップであれば、ホームセンターで購入したヌメ革や合皮だけで十分に完成します。バッグ用の厚手革や高品質な財布用革はホームセンターでは種類が限られるため、その段階では専門店やオンラインショップを併用するのがおすすめです。
安く革を手に入れる方法はある?

レザークラフトの初期費用を抑えるには、革端材・セール品・合皮での試作という3つの方法が最も効果的です。革端材はサイズに制限はありますが価格は通常の革より大幅に安く、練習用や小物制作には十分です。セール・処分品コーナーを定期的にチェックすると、革素材が割引されているケースもあります。
安く革を手に入れる具体的な方法をまとめると以下の通りです。
● 革端材やハギレを選ぶ(価格が大幅に安い)
● セール・処分品コーナーをチェックする
● 合皮で試作してから本革に挑戦する
最終的に「安く手に入れること」自体が目的ではなく、「無理なく続けられること」が大切です。ホームセンターの素材を上手に使い分けることで、コストを抑えながらレザークラフトの楽しさをしっかり味わえます。
おすすめの革の厚さは?
レザークラフト初心者におすすめの革の厚さは「1.5mm〜2.0mm前後」です。この厚みであれば切る・縫う・貼るといった基本作業が無理なく行え、失敗しにくいためです。革が薄すぎると縫っている途中で伸びたり裂けたりし、厚すぎると針が通りにくく菱目打ちにも強い力が必要になります。革の厚さと用途の目安は以下の通りです。
| 革の厚さ | 主な用途 | 初心者向き |
|---|---|---|
| 0.8〜1.2mm | 内装、裏張り、小物の内側 | △(扱いに注意) |
| 1.5〜2.0mm | キーケース、コインケース、パスケース | ◎ |
| 2.5〜3.0mm | ベルト、バッグの持ち手 | △(やや難しい) |
| 3.5mm以上 | 工具ケース、厚手ベルト | ×(上級者向け) |
最初の一枚は「少し薄いかな?」と感じるくらいがちょうど良く、扱いやすさを優先し慣れてきた段階で用途に応じた厚さへ挑戦する流れが長く続けるコツです。
レザークラフトに向いている人の特徴
レザークラフトに向いている人の特徴は「完璧を求めすぎず、作る過程を楽しめる人」です。革は同じ種類でも部位や個体によって厚みや硬さが異なり、思い通りにならない場面が必ず出てきます。「失敗した」と落ち込むのではなく「次はこうしよう」と考えられる人ほど上達が早いです。向いている人の傾向をまとめると以下の通りです。
● 細かい作業を黙々と続けるのが苦にならない
● 多少のズレや歪みを「味」として受け入れられる
● 道具や素材の違いを試すのが好き
● 完成品よりも作る時間そのものを楽しめる
レザークラフトは性格に合えば年齢や経験に関係なく楽しめる趣味で、向き・不向きは最初から決まっているものではありません。
レザークラフト販売に資格は必要?
レザークラフトで作った作品を販売する場合、特別な資格は必要ありません。個人が手作りした革製品を販売すること自体は日本の法律上も問題なく行えます。ハンドメイドマーケットやフリマアプリでは多くの個人作家が資格なしで販売しており、革製品についても同様です。ただし以下の点には注意が必要です。
● 商標やブランドロゴを無断で使用しない
● 既製品を加工しただけの商品を「ハンドメイド」と偽らない
● 素材や取り扱い方法(水濡れに弱いなど)を正確に伝える
販売規模が大きくなり継続的に利益を得るようになった場合は、国税庁の基準に従い確定申告が必要になります。資格とは別の話ですが、販売を続ける上で知っておくべき重要なポイントです。
ホームセンター別レザークラフト材料の特徴と注意点


カインズ・ビバホーム・コーナン・ロイヤルホームセンター・コメリそれぞれで何がそろうのか、どう使い分ければよいかを整理します。各店舗の強みと注意点を把握しておくと失敗が減ります。
カインズの売り場は初心者向き?
カインズはレザークラフト初心者に比較的向いているホームセンターで、手芸・クラフトコーナーが明確に区切られており、革素材・道具類が近い場所にまとめられている店舗が多いです。小さめサイズのカット革や合皮シートが置かれていることが多く、最初の練習用として選びやすい点が特徴です。初めてキーケースやコインケースを作る場合、カインズで材料をそろえてもほとんど困りません。
カインズでよく見かける主な商品をまとめると以下の通りです。
● カット済みのヌメ革や合皮シート
● 手縫い用の針・糸セット
● クラフト用カッターや定規
● ボンドや接着剤などの基本道具
革の種類や厚さのバリエーションは限られているため、作品の幅を広げたい段階では専門店やネットショップを併用することで満足度が高まります。
ビバホームで材料はそろう?
ビバホームは「基本的な材料はそろうが、店舗差が大きい」という特徴があります。大型店舗では比較的充実していますが、小型店舗では革素材自体が置かれていない場合もあります。ビバホームで見つかりやすいレザークラフト関連商品をまとめると以下の通りです。
● 合皮素材やレザー風シート
● 革手袋や作業用革製品
● カッター・穴あけ工具・接着剤
作業用品コーナーに革製品が多く置かれており、革手袋を分解し小さな革パーツとして再利用するケースもあります。レザークラフト専用品が少ないため、知識がない状態で革素材を選ぶと「硬すぎて縫えない」という失敗につながりやすいです。道具はビバホーム、革は別の店舗やネットで補う柔軟な使い方が向いています。
コーナンで扱っている用品の傾向
コーナンは「工具・作業用品寄りで、レザークラフトは工夫次第」という立ち位置のホームセンターです。レザークラフト専用売り場がある店舗は限られていますが、素材や道具の流用という視点で見ると選択肢は広がります。コーナンでよく見られる関連用品をまとめると以下の通りです。
● 厚手のカッターや替刃
● ポンチや穴あけ工具
● クランプ・万力などの固定具
● 作業用の革素材や端材
コーナンはレザークラフトの「裏方」を支えるホームセンターで、材料そのものよりも作業環境を整える面での活用が向いています。「革を探しに行く場所」として期待しすぎないことが大切です。
ロイヤルホームセンターの取扱状況

ロイヤルホームセンターは工具と補助用品の充実度が高く、レザークラフトを支える環境づくりに強いホームセンターです。建築・作業系に強い業態を持っており、切る・穴を開ける・固定する・圧着するといったレザークラフトの工程を支える道具が豊富に用意されています。ロイヤルホームセンターで見つけやすい用品をまとめると以下の通りです。
● 切れ味の良い大型カッターや替刃
● ポンチ・穴あけ工具・ハンマー類
● クランプや万力・滑り止めマット
● 接着剤・ボンド・両面テープなどの固定用品
コインケースを制作する場合、ロイヤルホームセンターで購入したクランプを使って革を固定し、ポンチで穴を開けると穴の位置が安定して縫い目も揃いやすくなります。革そのものは置かれていない店舗も珍しくないため、「作業環境を整える場所」として活用するのが最も適切な利用方法です。
コメリの品ぞろえは?
コメリは「地域密着型で最低限の用品はそろうが、本格的なレザークラフト向けではない」という位置づけです。農業・作業・生活用品を重視しているため、レザークラフト専用素材の取り扱いは限定的ですが、身近な補助拠点として活用できます。コメリで比較的見つかりやすいものをまとめると以下の通りです。
● 作業用の革手袋や革製ベルト
● 汎用的なカッター・ハサミ・定規
● 接着剤・補修用ボンド
● 工具類や作業台まわりの用品
作業用革手袋を分解してキーホルダーやストラップのパーツとして使うなど、発想次第で活用の幅が広がります。コメリは全国に店舗数が多く「近くにある」という点が最大のメリットで、急に道具が足りなくなった場合に立ち寄れる「身近な補助拠点」として考えると非常に使いやすい存在です。
誠和レザークラフトは廃業したという噂の真相
誠和レザークラフトは廃業したという噂は誤解であり、形を変えながら事業は継続しています。実店舗の閉店や事業形態の変化から「廃業したのではないか」という声が出るようになりましたが、実際にはオンラインショップや卸販売を中心に活動を続けており、革素材や道具の供給は継続しています。
日本国内の皮革産業は実店舗中心からネット中心へ移行する企業が増えており、これは業界全体の流れと一致しています。噂だけを信じて「もう手に入らない」と誤解しないよう、公式情報や現在の販売状況を確認する姿勢が重要です。特にレザークラフトのような専門分野では、数年前の情報が現在と大きく異なることも珍しくありません。
まとめ:ホームセンターでレザークラフトを始める際のポイント
ホームセンターでレザークラフトを始める際のポイントは「店舗ごとの役割を理解し、目的に応じて使い分けること」です。カインズは革素材と基本道具が入手しやすく初心者向き、ロイヤルホームセンターはクランプや工具など作業環境整備に強みがあります。これまで紹介した内容を整理すると以下の考え方が役立ちます。
● 初心者は扱いやすさ重視の店舗から始める
● 革素材と道具は別の店舗でそろえてもよい
● 作業環境を整える視点を持つ
● 噂や古い情報に振り回されない
最初はカインズで小さな革と基本道具を購入し、慣れてきたらロイヤルホームセンターで工具を補充、さらに専門店やオンラインを活用するという段階的な流れが現実的で失敗の少ない方法です。
📌 記事のポイントまとめ
● レザークラフトはホームセンターの材料だけでも無理なく始められる
● 革の種類や厚さ(初心者は1.5〜2.0mm)を理解することで失敗は大きく減らせる
● ホームセンターごとに強みが異なるため使い分けが重要
● まずは作ってみて、必要に応じて専門店や通販を併用するのが続けるコツ
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