古いバスタオルは、折りたたんで座布団カバーに入れるだけでも座布団になります。タオルとカバーのサイズを合わせる方法と、縫って作る手順をまとめます。

使い古したバスタオルが何枚もたまっています。捨てるのはもったいないし、雑巾にするのも限界で……どう活用すればいいですか?

座布団の中身にするなら、まずタオルのサイズと座布団カバーの対応サイズを比べてください。サイズが合えば、縫わずにカバーへ入れるだけで使えます。
📌 この記事でわかること
● バスタオルを座布団にする2つの方法と、それぞれ必要なもの
● タオルのサイズと座布団カバーのサイズの合わせ方
● 座布団に向くタオル・向かないタオルの見分け方
● 大判タオルやタオルハンカチを使った応用リメイク
バスタオルをリメイクで座布団にする際の基本と古いタオル活用のポイント


座布団にするかどうかは、タオルの厚みと傷み具合で決まります。薄くなったタオルは枚数で厚みを足し、穴やほつれが大きいものは別の使い道に回しましょう。
ここでは作り方の選び方と、タオルの見極め方を中心に解説します。
いらないタオルをリメイクして座布団にする方法
バスタオルを座布団にする方法は、座布団カバーに折りたたんで入れる方法と、重ねて縫い合わせる方法の2つです。裁縫が苦手なら、縫わずに済むカバー方式から試すと手軽です。
2つの方法の違いは次のとおりです。
| 方法 | 必要なもの | 向いている人 |
|---|---|---|
| カバーに入れる | バスタオル2~3枚・座布団カバー | 縫わずに作りたい・厚みをあとで調整したい |
| 重ねて縫う | バスタオル・針と糸(またはミシン)・まち針 | カバーなしで1枚の座布団にしたい |
カバーは「対応本体サイズ」の表示で選びます。家具・インテリアチェーンのニトリが販売する「フロアクッション・座布団カバー(シボリ2 コン)」は、対応本体サイズ50~55×56~59cm・綿100%・洗濯機可で、599円(送料550円別・ニトリのYahoo!店の表示)です。
座布団には「銘仙判」などサイズの呼び名があり、ホームセンターのカインズが販売する仏前座布団では「銘仙判(めいせんばん)」を幅55×奥行59cmと表記しています。60×120cmのバスタオルを半分に折ると約60×60cmなので、幅を5cmほど内側に折り込めば、このサイズのカバーに収まります。
古いバスタオルをリメイクする際の注意点と選び方
座布団の中身に向くのは、厚みが残っていて、大きな穴やほつれがないタオルです。生地が透けるほど薄いタオルは、1枚では座ったときに底づきします。
全体が薄くなったタオルは2~3枚重ねれば使え、一部に穴があるタオルは傷んだ面を内側に折り込めば中身にできます。シミ・におい・カビが洗っても取れないタオルは、座布団には使わず処分してください。
ブランド名で選ぶ必要はありません。今治タオル工業組合の品質基準は吸水性(JIS L 1907の沈降法で5秒以内)や寸法変化率(±7%以内)などで、座布団にしたときの厚みや弾力を決める基準ではないためです。
中身に使う前は洗濯し、内側まで乾かしてから入れます。湿ったまま重ねると乾きにくく、においの原因になります。
古くなったタオルの雑巾以外の使い道は?実例とアイデア

雑巾以外では、敷物・マット・小物の材料として使うと、タオルの吸水性と洗いやすさを活かせます。サイズごとに作りやすいものが違うため、手元のタオルの大きさで選ぶと迷いません。
タオルの一般的なサイズ別に、作りやすいものを整理しました。
| タオルの種類 | 一般的なサイズ | 作りやすいもの |
|---|---|---|
| バスタオル | 60×120cm | 座布団の中身・バスマット・ペット用の敷物 |
| フェイスタオル | 34×85cm | 椅子用クッション・スリッパ |
| ウォッシュタオル | 34×36cm | コースター・鉢の下の吸水マット |
| タオルハンカチ | 20×20cm・25×25cm | 小さなクッション・小物入れ |
サイズはタオルメーカーの丸山タオルが案内している基本サイズで、メーカーや商品によって数cm違うことがあります。作る前に一度メジャーで測っておきましょう。
大判バスタオルを使ったリメイクの工夫ポイント
大判バスタオルは面積が広いので、ソファカバーやお昼寝マットのような大きめの物に向いています。丸山タオルの基本サイズでは、大きめのバスタオルが70×140cm、ビッグバスタオルが80×150cmです。
ソファカバーなら座面に広げてかけるだけで、裁断はいりません。お昼寝マットにする場合は、70×140cmのタオルを半分に折ると約70×70cmになるので、間にキルト芯(綿などを薄く固めた中綿シート)を挟んで四辺を縫います。
半分に切って座布団2枚分の中身にもできますが、タオル地は切るとパイル(タオル表面の糸の輪)がほどけやすい生地です。切った辺は2~3cm折り返して縫い止め、裁断を避けたいときは折りたたんで使ってください。
バスタオルをラップタオルとして再利用する方法も応用可能
バスタオルの長い辺の上端にゴムを通す筒を縫えば、体に巻くラップタオルになります。60×120cmのバスタオルなら、長い辺の120cmを胴回りに巻く使い方になります。
ラップタオルの作り方
| 手順 | 作業 | ポイント |
|---|---|---|
| 1. 筒を縫う | 上端を2~3cm折り返して縫う | ゴムの幅より少し広くする |
| 2. ゴムを通す | ゴム通しで通し、長さを合わせる | 巻いた状態で締めつけすぎない長さに |
| 3. 留め具を付ける | スナップボタンなどを付ける | 重なる位置を体に当てて決める |
子どもの水泳やプールで使う場合は、学校や施設でラップタオルの使い方に決まりがないかを先に確認しておきましょう。
バスタオルリメイク!座布団の作り方と応用アイデア


ここからは縫って作る座布団の手順と、スリッパやバスマットへの応用です。どれも直線縫いだけで作れるので、手縫いでも進められます。
材料と手順を確認してから作業に入りましょう。
タオルで座布団を作る簡単な手順と材料
縫って作る場合の材料は、バスタオル2~3枚・針と糸(またはミシン)・まち針・ハサミで、特別な道具はいりません。厚みは重ねる枚数で調整します。
縫って作る座布団の手順
| 手順 | 作業 | ポイント |
|---|---|---|
| 1. 折る | 60×120cmのタオルを半分に折り、約60×60cmにする | 2枚目以降も同じ大きさにそろえる |
| 2. 重ねる | 折ったタオルを2~3枚重ね、まち針で留める | 傷んだ面は内側に入れる |
| 3. 縫う | 四辺を縫う | 厚い場合は手縫いで少しずつ |
| 4. 留める | 角4か所と中央を糸で縫い留める | 洗ったときに中でずれにくくなる |
座ったときに硬すぎる場合は枚数を減らし、薄い場合はフェイスタオルを1枚足して調整してください。
バスタオルリメイクでスリッパや小物にも活用する方法
バスタオルはスリッパ・コースター・小物入れ・ペット用のおもちゃなど、直線縫いで作れる布小物の材料になります。汚れたら洗えるので、毎日使う物に向いています。
小物ごとの作り方の目安です。
| 作るもの | 作り方 | 注意点 |
|---|---|---|
| スリッパ | 足型を紙に写して2枚切り、縫い合わせる | フローリングでは裏に滑り止めを付ける |
| コースター | 10cm前後の四角に切り、端を縫う | 切った辺は折り返して縫う |
| 小物入れ | 細長く切って半分に折り、両脇を縫う | 口をファスナーやボタンで留める |
| ペット用おもちゃ | 細長く切って三つ編みにし、両端を結ぶ | ほつれた糸は飲み込まないよう切っておく |
ペット用のおもちゃは、ほつれが出てきたら新しい物に取り替えてください。
古いバスタオルをバスマットとして再利用するアイデア
古いバスタオルは、2枚重ねて四辺を縫うだけで厚手のバスマットになります。吸水という本来の役割をそのまま活かせます。
脱衣所の床に合わせて折るか切り、切った場合は辺を折り返して縫います。2枚重ねてまち針で留め、四辺と中央の数か所を縫い留めると、洗ってもずれにくくなります。
タオル地のマットは床の上で動きやすいため、裏面に滑り止めシートを縫い付けておきます。使ったあとは広げて干し、湿ったまま置かないようにしましょう。
クッションの中身にバスタオルを使った座布団作り

バスタオルはクッションや座布団の中身として使え、中身ごと洗えるのが利点です。折りたたんでカバーに入れるだけなら、縫う作業はありません。
ふんわりなら厚手のタオル2枚を軽く折って重ね、しっかりなら3枚以上を小さく折って詰めます。持ち運び用の小さめのカバーなら、フェイスタオル1~2枚で足ります。
カバーを洗うときは、付いている洗濯表示(JIS L 0001)を見ます。消費者庁の資料では、表示は「取扱い方の上限」を示すもので、手洗いの記号は洗濯液の上限温度が40℃です。
中身のタオルは取り出して別に洗い、完全に乾かしてから戻します。乾燥機を使う場合は、カバー側にタンブル乾燥禁止の記号がないかも確認してください。
タオルハンカチを活用した小型座布団のリメイク
タオルハンカチ2枚を外側の生地にして、中に折ったタオルを入れて縫えば、小さなクッションができます。タオルハンカチの基本サイズは20×20cmや25×25cmなので、椅子の背もたれ用やペット用の小さなクッションに向いています。
小型クッションの作り方
| 手順 | 作業 | ポイント |
|---|---|---|
| 1. 外側を合わせる | タオルハンカチ2枚を中表(表の面どうしを内側)に合わせる | 柄の向きをそろえる |
| 2. 三辺を縫う | 1辺を残して縫い、表に返す | 角は斜めに切ると返したとき尖りにくい |
| 3. 中身を入れる | 同じ大きさに折ったタオルを入れる | ハンカチより一回り小さく折る |
| 4. 閉じる | 残した1辺を手縫いで閉じる | まつり縫いだと縫い目が目立ちにくい |
もっと厚みがほしい場合は、中身のタオルを1枚足すか、キルト芯を重ねて調整してください。
まとめ:バスタオルリメイクで座布団を作る際に古いタオルを有効活用する方法
バスタオルリメイクの座布団は、カバーに入れる方法と縫う方法から、手持ちのタオルと手間に合わせて選べます。要点を振り返ります。
● 60×120cmのバスタオルは半分に折ると約60×60cmで、座布団カバーのサイズに合わせやすい
● 厚みが残ったタオルは中身に、穴やシミが取れないタオルは別の使い道か処分へ
● 切った辺は必ず折り返して縫い、パイルのほつれを防ぐ
● 中身は洗ったあと完全に乾かしてから入れる
まずは手元のバスタオルのサイズを測り、合うカバーがあるかを確認するところから始めましょう。

