「ホイール 塗装 diy」で調べている方の多くは、見た目を変えたい一方で「剥がれたらどうしよう」「ブレーキ周りに塗料が入ったら危ない?」「缶スプレーって何本必要?」と不安を抱えています。しかも、ホイールは走行中に熱・水・砂・ブレーキダストを浴び続けるパーツなので、やり方を間違えると短期間でムラ・浮き・剥がれが出やすいのも事実です。逆に言えば、塗料の選び方と下地づくり、養生、乾燥管理さえ押さえれば、初心者でも「それっぽい」ではなく、ちゃんと綺麗で長持ちする仕上がりが狙えます。この記事では、必要な道具から失敗しない手順、タイヤつけたまま塗る場合の養生、費用感までを、できるだけ具体例多めで解説します。
📌 この記事のポイント(スレッド形式)
- 【1】塗料選びは「耐熱・耐薬品・硬さ」で決まる。用途別にベストを具体的に整理
- 【2】仕上がりの8割は下地。足付け・脱脂・乾燥をミスらない段取りが最重要
- 【3】タイヤつけたままでも可能。ただし養生の“詰め”で失敗率が激減する
- 【4】スプレー本数と費用は計算できる。材料費と業者比較で後悔を防ぐ
ホイール塗装diyの基礎知識:塗料選びと注意点を整理

この章では、ホイール塗装diyの「最初に決めるべきこと」をまとめます。ホイールは熱と汚れに強い塗膜が必要なので、家のDIYと同じ感覚で塗料を選ぶと失敗しがちです。ここでは塗料の種類、下地の重要性、ミッチャクロンの使いどころ、スプレーと筆の違い、ラバースプレーの向き不向き、そして「塗ってはいけないケース」までを先に押さえます。先回りして注意点を整理しておくと、作業当日に迷いが減って仕上がりも安定します。
| 先に決めること | おすすめの判断基準 | 失敗しやすい例 |
|---|---|---|
| 塗料のタイプ | 耐久重視ならウレタン系/ホイール用、気軽さ重視ならラバー系 | 外壁用・家具用スプレーを流用して剥がれる |
| 仕上げの質感 | 艶あり/艶消し/半艶。汚れの目立ち方も変わる | 艶消しにしたらブレーキダストが白っぽく残る |
| 作業方式 | タイヤ外しが理想。つけたままなら養生に時間を使う | 養生が甘くタイヤ・バルブ・ブレーキに飛散 |
diyに使える塗料は?ホイール 塗料の選び方
ホイールの塗料選びで大事なのは「耐久性」「耐熱性」「耐薬品性(洗剤やブレーキダストの影響)」「塗膜の硬さ」です。ホイールは常に飛び石や砂を受け、さらにブレーキ周りは熱が入ります。だからこそ、ホームセンターで何となく選んだ“万能スプレー”だと、最初は綺麗でも洗車や走行で傷が入りやすく、そこから剥がれが進むことがあります。
目安として、初心者が選びやすい塗料は次の3タイプです。どれが正解というより、あなたが「どれくらい長持ちさせたいか」「後で戻したいか」で選ぶと失敗しにくいです。
- ホイール専用スプレー(自動車用):ホイール用途を想定した塗膜設計で、初めてでも選びやすい
- 2液ウレタン(2K)クリア/塗料:耐久性は強いが、扱いと安全管理が必要。硬化後は強い
- ラバースプレー(剥がせる系):気軽に色替えできる反面、弱点もある(後述)
例えば「通勤で毎日走る」「洗車機も使う」「ブレーキダストが多い車種」なら、ホイール専用+必要に応じてクリアで保護すると安心です。一方で「イベント用に一時的に色を変えたい」「飽きたら戻したい」ならラバー系が向きます。ここを曖昧にしたまま買うと、塗り方が正しくても満足度が下がります。
具体例:黒ホイールにしたい場合、ホイール専用のブラック(艶ありor艶消し)を選び、汚れが目立ちにくい“半艶”寄りにしておくと、ブレーキダストの白浮きが気になりにくいです。逆に完全な艶消しは質感が良い反面、汚れが乗ると落ちにくく感じることもあります。
アルミホイール塗装diyは下地が命?仕上がりが変わる準備のコツ
アルミホイール塗装diyで一番差が出るのは、塗る工程よりも塗る前の準備です。具体的には「洗浄(汚れ落とし)→脱脂→足付け(表面を細かく荒らす)→再脱脂→乾燥」の順番を守るだけで、密着と仕上がりが大きく変わります。ここをサボると、塗料自体が良くても“乗っているだけ”になり、ちょっとした飛び石や洗車でペリッと剥がれやすくなります。
準備でよくある失敗は、見た目は綺麗でも「油分」が残っているケースです。ホイールにはタイヤワックス、ブレーキダストの油分、古いコーティング剤などが残っていることがあり、これが塗膜トラブルの原因になります。
- 洗浄:カーシャンプー+ブラシで溝まで洗う(可能なら鉄粉除去も)
- 脱脂:シリコンオフ等で徹底。拭き取り用のウエスも清潔なものを使う
- 足付け:耐水ペーパー(例:#600〜#800)で均一に。光沢を消すイメージ
- 再脱脂:削り粉を落としてからもう一度。ここで触らない(素手厳禁)
具体例:「洗って乾かしてすぐ塗ったのに、ところどころ弾くように塗料が縮れた」場合、油分が残っている可能性が高いです。脱脂を増やし、足付け後の再脱脂で“拭き取り筋が残らない”状態まで持っていくと改善しやすいです。
また、塗装当日の環境も下地の一部です。気温が低いと乾燥が遅れ、湿度が高いと白っぽく曇る(いわゆるカブリ)リスクが増えます。可能なら風の弱い日・埃が少ない場所で、乾燥時間をしっかり取れるタイミングで行いましょう。
ミッチャクロンは必要?使いどころと注意点

ミッチャクロンのような密着促進剤(プライマー)は、ホイール塗装diyで「保険」になりやすい存在です。特に、アルミなど非鉄金属は塗料が密着しにくい条件が出ることがあり、下地処理が不安な初心者ほど“入れておくと安心”になりやすいです。ただし、何でもかんでも吹けば良いわけではなく、使い方を間違えると逆にトラブルを招くこともあります。
使いどころの目安は次の通りです。
- おすすめ:足付けしても素材がツルツルに感じる、複雑な形状で足付けムラが心配、古い塗膜の上に塗る
- 不要寄り:ホイール専用下地(プライマー)を使う予定で役割がかぶる場合
- 注意:厚塗りしすぎるとベタつきや塗膜の弱さにつながることがある
具体例:純正のクリアが残っているホイールに色を入れる場合、足付けを丁寧にしてからミッチャクロンを薄く1回入れ、その上にカラーを重ねると「端から剥がれてくる」リスクを下げられます。一方で、密着剤を何回も厚く吹くと、次の塗料が乗ったように見えても内部が柔らかく、硬化後に傷が入りやすいことがあります。
使うときのコツは「薄く・均一に・乾燥時間を守る」です。焦って次を重ねると溶剤が残り、塗膜が安定しません。説明書どおりのインターバル(待ち時間)を取り、手で触らず目視で“しっとり感が引いた”状態を作ってから次に進みましょう。
スプレーと筆塗りはどっち?失敗しにくい方法
ホイール塗装diyで迷うのが「スプレーで吹くか、筆で塗るか」です。結論から言うと、ホイールの見た目重視ならスプレーが基本的に有利です。理由は、筆跡が残りにくく、均一な膜厚を作りやすいからです。ただし、スプレーは飛散(周囲に飛ぶ)とムラが課題になり、筆塗りは飛散しにくい代わりに段差や刷毛目が課題になります。
失敗しにくさを「初心者が綺麗に見せやすい」という意味で考えると、次のような選び方が現実的です。
- スプレー向き:見た目重視、ホイール全体を均一に仕上げたい、純正っぽく見せたい
- 筆塗り向き:ガリ傷補修の部分塗り、裏面だけ、短時間でサッと済ませたい
具体例:ホイールを「ガンメタ」や「ブラック」にしたい場合、スプレーで薄く回数を重ねるとムラが出にくく、近くで見ても自然に見えやすいです。逆に筆塗りで全面を行うと、乾燥の早い塗料だと“塗り継ぎ跡”が出やすく、初心者ほど難しく感じます。
スプレーで失敗しやすいポイントは「一気に濃くしようとする」ことです。ホイールは形が複雑で、角やスポークの裏に溜まりやすいので、まずは薄く“砂をかけるように”吹き、表面が少し白っぽく乗ってきたら2〜3回に分けて発色させる方が垂れにくいです。
ラバースプレーはアリ?メリット・デメリットを比較
ラバースプレー(剥がせるスプレー)は、ホイール塗装diyの中でも人気があります。理由は単純で「失敗しても剥がしてやり直せる」「原状回復しやすい」からです。初めての塗装で最も怖いのは、仕上がりに納得できないまま“戻せない状態”になることですが、ラバー系はこの心理的ハードルを下げてくれます。
ただし、万能ではありません。ラバー系は塗膜が柔らかめで、条件によっては耐久面の弱点が出やすいです。特に、ブレーキダストが多い車種や、頻繁に強い洗剤を使う環境では、角から欠けたり、めくれやすくなることがあります。
| 項目 | ラバースプレーのメリット | ラバースプレーのデメリット |
|---|---|---|
| やり直し | 剥がして戻せる。初挑戦向き | 薄塗りだと綺麗に剥がれずボロボロ残ることがある |
| 見た目 | マット系の雰囲気が出しやすい | 塗り肌がゴムっぽく見える場合がある(好みが分かれる) |
| 耐久性 | 街乗りなら十分な例も多い | 角・飛び石・強洗剤で傷みやすい |
具体例:「とりあえず黒にして雰囲気を見たい」「次にホイールを買い替える予定がある」ならラバー系は相性が良いです。逆に「長距離をよく走る」「冬場に融雪剤がかかる地域」「洗車でケミカルを多用する」場合は、ホイール専用塗料+クリアの方が安心なことが多いです。
ラバー系を選ぶなら、最大のコツは薄塗りで終わらせないことです。剥がす前提の塗料ほど、ある程度の膜厚がないと、後で剥がすときにちぎれて苦労します。結果的に「剥がせるはずなのに剥がせない」状態になりやすいので、説明書の推奨回数を守り、均一な厚みを作っておきましょう。
塗ってはいけないケースは?避けるべき条件
ホイール塗装diyは魅力的ですが、やらない方が良いケースもあります。ここを無理に進めると、見た目以前に安全面やトラブル対応で後悔しやすいです。特に「塗ってはいけない」の代表例は、ホイール自体にダメージがある場合や、作業環境が悪すぎる場合です。
- クラック(ひび割れ)や歪みが疑われるホイール:塗装より点検・修理が先
- ブレーキ周りに塗料が入り込みやすい作業条件:養生ができないなら危険
- 気温が低すぎる/湿度が高すぎる/砂埃が舞う環境:仕上がり不良が出やすい
- 塗装に不向きな既存コーティングが強い:密着不良の原因になる
具体例:ガリ傷が深く、アルミがえぐれているホイールを「見た目を隠したいから塗装で誤魔化す」ケースがありますが、傷の周囲が鋭くなっていると、そこが塗膜の弱点になり剥がれやすいです。先にパテやサフェーサーで面を整えるか、無理なら補修・交換を検討した方が結果的に綺麗に見えます。
また、作業場所が屋外しかない場合でも可能ですが、風が強い日は避けるのが無難です。飛散は近隣トラブルにもつながります。段ボールで簡易ブースを作る、床に水を撒いて埃を抑えるなど、環境を整える工夫ができないなら、業者依頼も視野に入れる価値があります。
ホイール塗装diyの手順:タイヤつけたまま対応と費用感まで

ここからは、実際にホイール 塗装 diyを行う手順を、できるだけ「現場で迷わない」流れに落とし込みます。ホイールは形状が複雑で、しかも乾燥待ちが長くなりがちなので、手順を整理せずに始めると途中で段取りが崩れます。この章では、塗装の基本フロー、タイヤつけたままの養生、スプレー本数の計算、クリア塗装の考え方、材料費、そして業者との比較までをまとめて解説します。
- 必要道具を揃える(塗料・脱脂・足付け・養生・保護具)
- 洗浄→乾燥→脱脂→足付け→再脱脂
- (必要なら)密着促進剤やプライマー
- カラー塗装(薄く複数回)
- (必要なら)クリアで保護
- 十分乾燥→組み付け→初期は優しく扱う
塗装する手順は?ホイール 塗装 diyの流れを解説
ホイール塗装diyの手順は、ざっくり言えば「下地づくり→薄塗りの積み重ね→乾燥管理」です。ここで大事なのは、見た目の発色を急がず、工程ごとに“成功条件”を満たしてから次へ進むことです。例えば、脱脂が甘い状態で塗っても、上から綺麗に見えるだけで、後からトラブルが出ます。
初心者におすすめの基本フローを、作業の目的が分かる形で整理します。
- 洗浄:汚れを落とし、塗膜の密着を邪魔するブレーキダストや油分を減らす
- 乾燥:水分が残ると塗料が弾いたり、白く曇る原因になる
- 脱脂:目に見えない油分を落として「縮れ」「はじき」を防ぐ
- 足付け:表面に細かい傷を作り、塗料が食いつく足場を作る
- 下地剤:必要に応じて密着促進や防錆・段差埋めを行う
- カラー:薄く重ねてムラと垂れを防ぎ、均一な膜厚を作る
- 乾燥:触乾燥ではなく硬化を待つ。焦ると指紋や傷が残る
具体例:初めての方が失敗しにくいのは、1回で色を出そうとせず、1回目は「霧吹きで砂をかける」くらいの薄さにする方法です。1回目はムラに見えてOKで、2回目以降で均一になっていきます。いきなり濃くすると、スポークの角やリムに溜まって垂れやすく、修正が難しくなります。
また、塗装後すぐにタイヤを組む・走るのもよくある失敗です。乾いたように見えても、内部は柔らかい場合があり、ナット締めや工具が当たるだけで傷が入ります。最低でも一晩、できれば24時間以上置けるスケジュールを組んで作業すると、満足度が上がります。
タイヤつけたままでもできる?養生のポイント
タイヤをつけたままのホイール塗装diyは可能です。ただし、難易度は上がります。理由は、塗料の飛散を防ぎながら、ホイールの縁(リム)を綺麗に出す必要があるからです。養生の出来が、そのまま仕上がりの綺麗さに直結します。
養生のポイントは「タイヤ面を守る」だけではなく、バルブやナット座面、ブレーキに関わる箇所を守ることです。特にナット座面に塗膜が乗ると、締め付けの座りが変わり、後々トラブルの原因になることがあります。
- タイヤはトランプや養生カードをリムとタイヤの隙間に差し込むと速い
- マスキングテープは“引っ張りすぎない”。曲線は細切りが綺麗
- バルブ周りは立体なので、テープ+ビニールで二重に守る
- ナット座面・センターキャップ取り付け部は塗らない(必要なら外す)
具体例:トランプをぐるっと一周差し込んでタイヤを守り、外周を軽くテープで固定すると、タイヤに塗料が乗りにくくなります。さらに、リムの縁を綺麗に出したい場合は、最初に細いテープで境界線を作ってから、上から太いテープや新聞紙で面を覆うと、ラインがシャープに決まります。
養生を急ぐと「ちょっとくらい大丈夫」が積み上がって、最後に必ずどこかで後悔します。タイヤつけたままの場合は、塗装時間より養生時間を長めに確保するのがコツです。
缶スプレー何本?必要本数の目安と計算方法
「缶スプレー何本?」はホイール塗装diyで非常に多い疑問です。結論としては、ホイールサイズ・スポーク形状・色(隠ぺい力)・塗り方(薄塗り回数)で変わりますが、計算の考え方を持つと買い過ぎや不足を防げます。
まず、必要本数は「塗る面積」と「1本あたりの塗布可能面積」の掛け算で考えます。スプレー缶には目安が書かれていることが多く、例えば「1.0〜1.5㎡」などです。ただしホイールは立体でロスが出るため、表示どおりにはいかない前提で見積もるのが現実的です。
| 条件 | ざっくり目安(カラー) | 補足 |
|---|---|---|
| 15〜16インチ・シンプル形状 | 2〜3本/4本セット | 隠ぺい力の高い色なら少なめでも足りやすい |
| 17〜18インチ・スポーク多め | 3〜5本/4本セット | 裏側まで塗るなら増える |
| 19インチ以上・複雑形状 | 5本以上/4本セット | ロスが大きい。予備があると安心 |
計算の簡易ルール:「表示面積×0.6〜0.7くらいしか実質使えない」と見て、さらに“薄塗り複数回”を前提に、少し余裕を持って買うのがおすすめです。塗装中に足りなくなると、同じロットが手に入らず色味が微妙にズレることもあります。
具体例:17インチでスポークが多いホイールを、下地を整えてカラー3〜4回吹く場合、カラーだけで4本セットに3〜4本は見ておくと安心です。これに加えて、クリアを入れるならクリアも別で本数が必要になります。
クリア塗装diyは必要?ツヤ・耐久性を上げるコツ

クリア塗装は「必須」ではありませんが、狙う仕上がりによっては非常に効果的です。特に、ホイール専用カラーだけでも一定の耐久はありますが、クリアを入れると表面が保護され、洗車時の傷やブレーキダストによる汚れの固着を軽減できる場合があります。さらに、艶の調整(艶あり・半艶)もやりやすくなります。
ただし、クリアには注意点もあります。塗装の相性(上に乗るか)、乾燥管理、厚塗りによる垂れなどです。初心者が成功しやすいコツは「カラーが完全に乾く前に、指定のタイミングでクリアを重ねる」ことです。塗料によって“上塗り可能時間”があり、ここを外すと密着が弱くなることがあります。
- 艶を出したい → 艶ありクリアを薄く複数回
- 耐久を上げたい → 可能なら2Kクリア(ただし安全管理必須)
- 垂れが怖い → 最初の1回は軽く、2回目以降で艶を作る
具体例:ブラックに塗ったホイールで「洗車すると細かい拭き傷が見える」のが嫌な場合、クリアで膜厚を作っておくと、見た目の劣化が緩やかになることがあります。一方で、艶消し仕上げを狙うなら、艶消しクリアを使うか、最初から艶消しカラーで完結させる方がイメージどおりになりやすいです。
なお、塗装後すぐに強い洗剤で洗うと、硬化が終わっていない塗膜に負担がかかります。初期は中性カーシャンプー程度で優しく洗い、完全硬化を待つのが安全です。
ホイール塗装一本いくら?ホイール塗装diyの材料費の目安
ホイール塗装diyの費用は、仕上げのこだわりと方式(タイヤ外し有無、クリア有無、ラバーかどうか)で変わります。ただ、目安を知っておけば「結局いくらかかった?」で後悔しにくくなります。ここでは材料費を具体的に分解して考えます。
| 項目 | 目安費用 | 補足 |
|---|---|---|
| カラー(ホイール用スプレー) | 1本あたり1,000〜2,000円程度 | 必要本数はサイズと形状で変動 |
| クリア | 1本あたり1,000〜2,000円程度 | 艶あり/艶消しで選ぶ |
| 脱脂剤(シリコンオフ等) | 1,000円前後〜 | ウエスも必要 |
| 耐水ペーパー・足付け用品 | 500〜1,500円程度 | #600〜#800が中心 |
| 養生(テープ・マスカー) | 500〜2,000円程度 | タイヤつけたままなら増える |
| 保護具(マスク・手袋) | 500〜2,000円程度 | 安全のため省かない |
具体例:17インチ4本をホイール専用カラー4本+クリア2本で仕上げ、脱脂・ペーパー・養生類も揃えると、材料費だけでだいたい8,000〜15,000円前後に収まるケースが多いです(すでに道具を持っていれば下がります)。一方で、2Kクリアを使ったり、下地(サフェーサー)まで入れると、もう少し上がります。
「一本いくら?」に直すと、材料費はざっくり1本あたり2,000〜4,000円程度が多いイメージです。ただし、最初の一回は道具を揃える分が上乗せされるので、2回目以降は安くなります。
塗装料金はいくら?業者依頼との違いと選び方
ホイール塗装は業者に頼む方法もあります。業者依頼のメリットは、塗膜の耐久性と仕上がりが安定しやすいこと、そして自分の時間を使わなくて済むことです。一方で、費用はDIYより高くなりやすく、色や納期、下地補修の有無で価格が変動します。
DIYか業者かで迷うなら、次の判断基準で考えると整理しやすいです。
- 仕上がりを「純正以上」にしたい → 業者が向きやすい(粉体塗装なども選べる)
- 多少のムラより費用を抑えたい → DIYが向きやすい
- ガリ傷が多い・補修が必要 → 業者の方が結果的に綺麗
- まず色を試したい → ラバースプレーなどDIYが相性良い
具体例:「中古で買ったホイールを一旦綺麗にして履きたい」場合、DIYで黒やガンメタにすると満足度が高いことがあります。一方で「新車で長く乗る」「洗車も頻繁で綺麗を維持したい」なら、業者でしっかり下地処理してもらった方が後悔しにくい選択になることもあります。
なお、塗装全般の安全な作業環境や塗料の取り扱いについて、基本的な考え方は公的機関の情報も参考になります。例えば厚生労働省の化学物質に関する注意喚起などは、溶剤の扱いを考えるうえで役立ちます(外部リンクは1本に制限するため、参考として1つだけ置きます)。
参考:化学物質(有機溶剤等)の取り扱いに関する注意点(公的機関情報の一例)
まとめ:ホイール塗装diyで後悔しないためのポイント総整理
ホイール塗装diyは、やり方さえ押さえれば見た目の印象を大きく変えられる楽しい作業です。ただし、ホイールは過酷な環境にさらされるため、塗料を適当に選んだり、下地処理を省いたりすると、後から剥がれやムラが出て「やらなきゃよかった」となりがちです。逆に、塗料の特性を理解して、脱脂と足付けを丁寧に行い、薄塗りを重ねて乾燥を待てば、初心者でも十分に満足できる仕上がりが狙えます。
- 塗料は「耐久重視」か「戻しやすさ重視」かを先に決める
- 仕上がりの8割は下地:洗浄→脱脂→足付け→再脱脂を丁寧に
- スプレーは薄く複数回。1回で色を出そうとしない
- タイヤつけたままは養生が命。ナット座面やバルブ周りも守る
- 必要本数と費用は「形状ロス込み」で余裕を持って見積もる
- 完璧を狙うほど業者も選択肢。DIYは目的に合えば強い

